田舎暮らしも2年目に突入し、都会にいた頃とは全く違う”超ストレスフリー”な生活を送っています。
先日知り合いの方に「ナツキちゃんって,全然お菓子食べないよね?」と言われ、ふと"こっちに来てからほとんどお菓子を食べていない"という事に気がついたんです。
それも特に、コンビニやスーパーのお菓子売り場で売っている、ポテトチップスやグミ、添加物の入っていそうなお菓子を中心に食べなくなっていました。
お菓子を美味しく感じなくなった
私が移住後お菓子を食べなくなった1番の理由がこれ、”そもそもお菓子を美味しいと感じなくなってきた”からです。
大人になるにつれて味覚が変わってきたと言われればそれまでですが、元々わたしは大のお菓子好きで、都会にいた頃はご飯前だろうが深夜だろうが関係なく、かなりの量を食べていました。お菓子命
ではどうしてお菓子に美味しさを感じなくなったのか?それは都会と田舎の食生活の違いからきています。
食材本来の味を大切にする田舎
田舎の村に来てまず驚いた事、それは出てくる料理がどれも「薄味」なのです。でも、決して薄い!とは思いません。ダシが聞いていたり、食材本来の味を感じることが出来るからです。
都会にいた頃は調味料で味が決まるような、味の濃い料理を好んで食べていましたし、自分で作るときも調味料に重点を置いていました。
しかし田舎の料理というのは、そもそも使う食材が新鮮で美味しい。だから余計な味付けをする必要がないのです。
そんな田舎料理を1年間食べ続けた結果、調味料の味しかしない濃い料理を好まなくなってきましたし、油っこかったり、添加物の味がするお菓子を自然と食べなくなっていました。
必要なら自分で作る。田舎暮らしの知恵
今はスーパーで何でも手に入る時代です。「食べたいものがあれば買えばいい。」そんな考えが常に頭の中にあった私に、村のお母さんたちは
「何でも自分で作ればいいのよ」と笑って話します。
その言葉の通り、お漬物・味噌・めんつゆなどみんな自分で何でも作ってしまいます。しかも使う食材も自分たちの畑で育てたものばかり。そうなってくるともう頭が上がらないんです!
マネして色々と作ってみた1年間
だから私もこの1年いろいろとマネして作ってみました。上はかんぴょう製作中の写真。巻き寿司とかに入ってるあのかんぴょうって自分で作れること知ってましたか?
決して「めっちゃ美味しい!」とは言えなくても、自分で1から作った野菜や保存食の味は格別で、買った食品では決して感じられない美味しさがありました。
移住したての頃、私が美味しい美味しいと食べていた添加物たっぷりのお菓子を、大家さんが「俺は食べへんで」と言っていた意味が今なら少しわかる気がします。
ナチュラルライフ送りたいなら迷わず田舎へ
ナチュラリストって言葉が流行って、自然と共存する生き方を選ぶ人が増えました。
でも日本の田舎は、見ての通り昔からずっと何も変わらないナチュラルライフを送り続けています。ただ、私も含めた”文明ど真ん中”に居心地の悪くなった人たちが、いるべき場所に戻っているだけなんだなって思います。
ちなみに私はナチュラリストでも何でもありませんよ。テクノロジーの恩恵をフルに受けた上でラーメンめっちゃ食べてるただの人間です!
田舎には、食材本来の美味しさを感じられる環境がある。だからわざわざ、不要なものを食べなくても満足して生きていられるという気づきを、皆さんと共有できれば嬉しいです!
田舎で常備菜・保存食を作るとき参考にしていた2冊がこちら