こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- Apple公式でMacの修理にかかる費用は?
- MacをApple公式で修理に出す方法
- 修理に出す前の確認事項
本記事では、前半にMacの修理にかかる費用や方法を解説し、後半に修理に出す前の確認事項を紹介しています。
実際に、愛用していたMacbook Airが壊れた時に修理に出した経験から、写真を使って詳しく解説していきます。
この記事を読めば、MacをApple公式にて修理に出す方法や、注意するポイントを知ることができますよ。
目次
はじめに:無料で修理できるか調べよう

まずはじめにApple Care+の加入状況を確認しましょう。
もしお手持ちのMacがApple Care+保証に加入している場合、修理費用が無料になります。
加入状況の確認は、下記のリンクからMacのシリアル番号を入力するだけでOK。

そんなの入ってないよ〜という人も「実は契約時にに加入していた!」なんてことがあるので一応調べてみてくださいね。
ただし、過失や事故による修理の場合は別途以下の費用が発生します。

費用がかかるといっても通常の修理費用よりは格段に安いので、まずはお手持ちのMacがAppleCare+に加入していないか調べてみてくださいね。
Apple公式でMacの修理にかかる費用は?
AppleCare+に加入していなかった場合、Macの修理にかかる費用は下記です。

故障度合いによって金額が2段階に分けられており、本体内部の故障のような重い修理の場合は即53,000円になります。

結構高いんです…
ただバッテリーの不具合など、Mac本体の修理が必要のない場合は、1段階目よりさらに安い金額になる場合もあります。
表示金額に税金が足されるのを忘れずに
Apple公式サイトに記載されている修理費は税抜きのため、ここにプラスで消費税がかかることをお忘れなく。
例えば私の場合、本体修理費の53,000円に消費税がプラスされて57,240円が最終支払額でした。
税抜き価格からかなり金額が跳ね上がるので、最初に税込み価格をきちんと確認しておきましょう。
Apple公式以外の修理業者の費用は?
Appleの公式修理以外にも、Mac製品を直してくれる業者は沢山あります。

私も実際に何社かに見積もりを取ってみました。
ただ結論として、Apple公式での修理をおすすめしています。
その理由は下記の4つ
- 料金があまり変わらない:Apple公式の価格とほぼ同じ
- 見積もりが不明確:実際に本体を確認してから見積額が出されるので不安
- Mac製品に対応している業者が少ない:Windowsばかり
- 修理に1ヶ月弱の時間がかかる:部品を常に揃えていないため、取り寄せに時間がかかる。
Apple公式よりも安い価格で修理してくれる業社は、探せば見つかるかもしれません。
しかし、価格が明確で対応が早いApple公式での修理が圧倒的にメリットが多いです。
MacをApple公式で修理に出す4つの手順
Apple公式でMacを修理に出す手順は下記の4つです。
- Apple公式サイトにて必要事項を入力
- オペレーターと電話相談
- Macを修理に出す
- 修理されたMacを受け取る
早速みていきましょう!
手順①:Apple公式サイトにて必要事項を入力
Appleサポートに修理依頼をする際は、まずいきなり電話をかけるのではなく、Appleお問い合わせページにて修理に出したい機種や現状を報告します。
1.機種を選ぶ

まずPC修理のため機種はMacを選びます。
2.故障内容を選択

今回私のMacbookAir は電源がつかなくなったため、左上の「起動または電源」をクリックします。
「キーボードが作動しない。画面が割れている。」などの故障の方はハードウェアの問題を選んでください。
3.サポート方法を選ぶ

サポート方法は以下の3つ。特別な理由がない限り1の電話相談を利用しましょう。
Apple公式でもお勧めされています。
4.修理を依頼したいPCのシリアル番号を入力する

相談方法にかかわらず、どのPCを修理するのかシリアル番号を入力する必要があります。
シリアル番号はトップ画面の左上「Appleアイコン」→「このMacについて」から閲覧が可能です。
※シリアル番号がわからない場合は

例えば「電源部分が故障してしまい画面が見れない」など問題がある人は、Mac本体からシリアル番号が探せません。
そんな時はシリアル番号記入欄の左側をクリックしてください。

そうするとAppleIDでサインインする画面に飛ぶので、サインインを行います。

IDを入力すると、過去に購入したApple製品たちがズラリと並びます。
その中から今回修理を依頼したい製品を選べば、本体からシリアル番号が分からなくても次に進めます!
ここに並ぶ製品は、たとえ購入していなくても、その機種を使ってAppleIDでログインした記録のあるものも全て含まれます。
5.サポート状況の確認

次に、AppleCare+などのサポート加入状況が表示されます。
私は期限切れのため対象ではありませんでしたので「その他の対応を希望する」をクリックします。
6.当てはまる項目にチェック

最後に2択が出てきますので、当てはまる人はどちらかを選択。
どちらにも当てはまらない人は適当にどちらかを選べばOKです。
手順②:オペレーターと電話相談

ついにオペレーターとの電話相談に進みます。ここまで結構長かったですね…
Appleでは、フリーダイヤルなどの問い合わせなどと異なり、連絡を希望する電話番号を記入すれば2分以内にオペレーターから電話がかかってくるというシステムを採用しています。
必要事項を記入すれば、あとはAppleのスタッフから電話がかかってくるのを待っていればOKです。
電話相談は15分ほど
オペレーターとの電話相談は15分ほどで終わります。
故障内容によっては、Macを再起動させたりリセットを試みるなど、スタッフの指示に従いながらキーボードを触ります。
それでもMacに改善が見られない場合は、指示に従いながら修理手順へ進みます。
手順④:Macを修理に出す
Apple公式でMacを修理に出す手順は下記の通りです。
- 宅配業者にMacを取りに来てもらう
- Appleから「製品を受け取りました。」との連絡が届く
- 数日後、Appleから「修理が完了しました」との連絡が届く
- その数時間後「製品を発送しました」との連絡が届く
- 修理完了したMacbookが自宅に届く
- 数日後、Appleから明細書が届く
特に問題がなければ、2週間程度でMacが手元に届くようになっています。
手順⑤:修理されたMacを受け取る

そしてこちらが、長旅を終え無事に帰還したMacbookAirです。
修理にかかった日数はAppleサポートに連絡した日からなんと5日間。早いですね

電源はもちろん正常につくようになっていましたし、新品同様ピカピカになって返ってきました。
ちなみに、修理に出す前に「本体に張っているステッカー類などは剥がします」と説明がありましたが、剥がされることなくそのまま返ってきました。
結果として5万円という費用はかかりましたが、対応としては大変満足いく内容でした。
備考:Apple公式修理は郵送を利用しよう
今回初めてAppleの郵送修理を利用したのですが、以前別の機会にApple直営店で行った持ち込み修理と比較すると、郵送修理が断然おすすめです。
参考までに、郵送修理がオススメな理由をまとめました↓
- 送料は修理料金に含まれる
- 自宅まで引き取りに来てくれる(日付指定OK )
- 精密機械用の梱包がされるため安心
- 2.3日で早急に引き取りに来てくれる
- 代引き手数料も無料
- Apple直営店舗のない地域でも修理可能
上記の理由から、どちらか悩んでいる人は間違いなく郵送修理を選んで下さい。
修理に出す前の確認事項
「あれ、故障したかな?」と思った時でも自分で治せる可能性があるので、修理に出す前に以下の対処法を試してみてください。
- PRAMリセット
- SMCリセット
- セーフモードで起動
詳しくはこちらのサイトが参考になります。
修理に出す時の注意点
さらにこれまでの内容を踏まえ、Macを修理に出す際の注意点を一覧にしました。
- Appleから工場修理に出す場合はデータは全て消去される
→私の場合データは消去されると最初に説明がありましたが、全てのデータが残ったままの返却でした。
- 表示費用は税抜き価格である
- PC本体に付いているステッカーなど装飾品類は全て剥がされる、そして捨てられる
→私の場合、ステッカーは貼られたまま返却されました。
- Appleサポートへの修理依頼から返却までは引き取り日時によるが、長くても1週間半程度
- PC内部に水漏れや過失、事故による故障が発見された場合、価格が変更する可能性がある。自然故障の場合は問題なし
こちらも修理に出す前に合わせて確認してみてください!
まとめ
以上が、MacbookをApple公式で修理に出す4つ手順です!
Apple公式を利用することで、早急に修理が完了しますので、どこで修理しようか迷われている方はぜひApple公式を利用してみてくださいね。
と、いうわけで本日は以上です。
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