猟師歴3年の私が狩猟を辞めた3つの理由。【免許を返納しました】

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こんにちは、なつきです。

私が狩猟免許を取得した年から3年が経ち、猟友会から免許更新の連絡がありました。しかし、今回私は免許の更新を選ばず返納をすることに決めました。

 

「免許を更新しない=狩猟を辞める」ということです。この記事では、猟師歴2年の私が免許返納を決めた3つの理由を紹介します!

 

当ブログは狩猟の検索キーワードで上位に入っているため、毎日狩猟を志す多くの方が記事を見てくれています。

ただ、これから免許をとって狩猟を始めようとしている人や、狩猟に関わりたい全ての人に「狩猟を辞める人もいるんだよ」というのを知ってもらいたいと思いこの記事を書きます。

 

これから狩猟を始める人には以下の記事が参考にしてみてください↓

 

 

学生時代、アフリカ帰りに狩猟を開始。

 

私が狩猟を始めたきっかけは、一人旅でアフリカに行った時、マサイの男の子に”狩猟”を教わったのがきっかけでした。

 

日本ではスーパーできれいにパックされたお肉を”ただ買って食べる”だけで、食材としての動物の命に思いをはせる事は日常ではそうありませんよね。

反対に、小さい頃から”他の命をもらい生きていること”を教わってきた彼らは「動物の命に感謝して生きる」という当たり前のことを知っていました。

 

自分も「命をいただく大切さを知りたい・彼らと同じ世界を見たい。」そんな思いを抱きながら帰国し、狩猟免許を取得。地元の加工場で解体方法を教わり、田舎にて狩猟を始めました。

 

 

猟師歴3年の私が狩猟を辞めた3つの理由

 

猟を始めてから3年、今年私は免許を返納することを決めました。その理由は下記の3つです。

狩猟って結構叩かれる分野なので、あまり言いたくない部分もありますが参考にして欲しいので正直に書きます。

 

 

1:獲ったお肉を美味しく食べられなかった

私が狩猟をやめた1番の理由は、実際に自分で獲った動物のお肉を、スーパーで買ったお肉のように美味しく食べられなかったためでした。

周りにも同じ理由で狩猟をやめた方が多く、中には「えっ、こんなコワモテのおじさんが?」という人もいました。

 

これは「優しい」とかの問題ではなく「その人の敏感さの問題」によるところが大きいと思います。私の場合、初めて鹿をとった時は足が震えましたし、お肉をいただく時に狩猟時の様子が頭に浮かんでしまい美味しく食べられませんでした。

 

先輩の猟師さんからは「そのうち慣れるよ」と言われましたが、今後何年猟を続けても正直慣れる気がしなかったです。

 

猟師が狩猟を続ける理由は人それぞれ、お金のためという人もいますしハンティングが趣味という人も中にはいます。ただ、獲った命を美味しくいただこうとするのは猟師さんみんなに共通していること。

獲った命を美味しく食べられない人に、猟を続ける資格はないと思っています。

 

私のように”人より少し敏感な部分”がある方で、これから猟を始めようと思っている人は「本当に狩猟を始めるのか?後悔しないのか」をもう一度じっくり考えてみてください。

 

 

2:狩猟を続ける理由がなくなった

狩猟をする理由は人それぞれです。食肉を売って生計を立てている人もいますし「ただハンティングが趣味だから。」という人も中にはいます。

私の場合は「命のありがたみを知りたい・マサイの子と同じ世界が見たい」そんな理由で狩猟を初めました。

 

そこで3年、猟師として狩猟や動物の解体を経験し「自分なりの命との向き合い方」が分かったので、狩猟を続ける理由がなくなりました。

 

 

若い猟師さんの中には私と同じように「〇〇が知りたい」と狩猟の世界に飛び込む人もいるかと思います。

そんなお金や趣味のために猟をしている訳ではない場合、数年経つと「猟をする理由」は無くなります。狩猟に関しては3年もすれば一通りの事は経験できます。

 

実際に猟をすることで得られることは沢山あります。ただ理由によっては数年で辞めてしまう可能性があることも、狩猟を始める前に頭に入れておきましょう。

 

 

3:地理的に継続が難しくなった

大学卒業からずっと田舎で生活をしていましたが、今年から地元大阪に戻ったため”地理的に継続が難しくなった”のも狩猟をやめた理由の一つです。

 

私の場合は「わな猟のみ」だったので、猟期になるとほぼ毎日数カ所のわなの見回りに行かなくてはなりません。田舎では家の近くにわなを仕掛け見回りに行っていましたが、都会だとそうは行きません。

毎日1時間車で行ったところくらいでなければ、わなが仕掛けられないため継続が難しくなりました。

 

ただ、都会にいても週末や休みを利用して田舎に行き狩猟をしている猟師さんはたくさんいます。そしてその猟師さんの多くは「銃猟」です。銃猟はわな猟と違い自分のスケジュールに合わせて狩猟を行えるメリットがあります。

 

もしこれから猟を始めようとしている人で、住む場所が変わる・仕事が変わるなどの不確定要素が多い場合は「わな猟」ではなく「銃猟」を考えてみるのも一つです。

銃猟はわな猟より法規制が厳しかったり、お金がかかりますので、事前に調べてみてください。

 

当ブログでも記事にしています↓

 

 

必要なければ”狩猟はしない”が一番です。

 

猟友会の方から「免許更新の時期だよ」と連絡が来た時、継続するかどうかをとても悩みました。しかし結果として返納したことは全く後悔していません。

それは「今の自分に狩猟は必要ないから。」です。今後またやりたい気持ちができれば、その時は最初から免許を取りなおそうと決めています。

 

狩猟は動物の命をもらう行為ですし、少なからず自分自身にも危険が伴います。

なので、必要がなければやらないのが一番。これが3年間狩猟を経験した私の答えです。

 

狩猟に関わりたい全ての人に、こんな考え方もあるというのを知ってもらえれば嬉しいです!

 

 

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