この記事では、フルフェイス型シュノーケルマスク使用歴5年の私が"フルフェイス型シュノーケルのメリット・デメリット"を紹介します。
大人も子供も簡単にシュノーケルを楽しめるフルフェイス型ですが、従来のマスクに慣れている人にとってはデメリットもありますので、詳しく解説していきます。
本記事の内容
- フルフェイス型シュノーケルマスクについて
- 4つのメリットと3つのデメリットを解説
- フルフェイス型を選ぶ時のポイント
- フルフェイス型シュノーケルマスクおすすめ2選
また、実際にフルフェイス型シュノーケルマスクを使ってきた経験から、個人的におすすめのフルフェイス型シュノーケルマスク2選も紹介します。

目次
フルフェイス型シュノーケルマスクって?

フルフェイス型シュノーケルマスクとは従来のシュノーケルマスクを改良し、子どもから初心者まで、誰でも簡単にシュノーケリングを楽しめるように設計されたシュノーケルマスクです。
フルフェイス型シュノーケルマスクと従来のシュノーケルマスクの違いは以下です。
- 従来型:目と鼻だけを覆うデザイン → フルフェイス型 : 顔全体を覆うデザイン
- 従来型:装着時は口で息を吸う必要がある → フルフェイス型 : 装着時は口でも鼻でも息が吸える
- 従来型:シュノーケリング中の水抜きが必要 → フルフェイス型 : シュノーケリング中の水抜きが不要
日本ではまだあまり馴染みのないフルフェイス型ですが、海外では海水浴場などで見る機会が増えてきました。

では、そんなフルフェイス型シュノーケルマスクを実際に使用した経験から、具体的なメリットデメリットをお伝えしていきます。
フルフェイス型シュノーケルマスク4つのメリット

フルフェイス型シュノーケルマスクのメリットは以下の4つ。
- シュノーケリング中の水抜きが不要
- 装着時に鼻で息ができる
- 視界が広い
- 曇りにくい
従来のシュノーケルマスクで問題とされていた部分が改良されており、子どもやシュノーケリング初心者の方でも安心してシュノーケリングを楽しむことができます。
では、順に解説していきます。
メリット① : シュノーケリング中の水抜きが不要
フルフェイス型シュノーケルマスクはシュノーケリング中の水抜きが不要です。

これまでのシュノーケルマスクだと、水の中に潜った際、筒の中に入ってきた水を息を吹いて抜く”水抜き作業”が必要でした。
ただ、水が抜けきれなくてゴボゴボとしてしまったり、「入ってきた水が上手く抜けない」という理由から、シュノーケリング自体に苦手意識を持つ人が多くいました。
しかし、フルフェイス型シュノーケルマスクはそんな水抜きが不要で、シュノーケリング初心者や子どもでも簡単に水の中に潜ることができるんです。
その理由は、フルフェイス型では空気の通り道に「浮き玉」が入っており、これが逆止弁の働きをしてくれるため水中でも水が中に入ってこない構造になっているからです。

フルフェイスシュノーケルマスクを使うことで、シュノーケリング初心者や子どもでも簡単に海に潜れるようになりますよ。
メリット②:装着時に鼻で息ができる

従来のシュノーケルマスクだと、一度装着すると口で息をし続ける必要がありました。
しかしフルフェイス型シュノーケルマスクでは、装着時に鼻で息ができます。
その理由は簡単で、フルフェイス型シュノーケルマスクが顔全体を覆うデザインになっている為です。
口と鼻どちらでも好きな方で息ができる仕組みになっており、装着時にストレスなく呼吸ができるのが嬉しいメリットです。
メリット③:視野が広い
通常のシュノーケルマスクでは、ゴーグルの縁が常に視界の端に見えていますよね。
フルフェイス型シュノーケルマスクは顔全体を完全に覆うため、とにかく視界が広いのが特徴です。

カメラで撮影した画像のように、海の中を一望できるのはフルフェイスならではの魅力です。
メリット④:曇りにくい
これが個人的にはフルフェイス型を推す一番の理由なのですが、フルフェイス型シュノーケルマスクはで従来ののシュノーケルマスクよりも格段に曇りにくいです。
調べたところ、顔の半分を覆う通常のマスクよりも、顔全体を覆うフルフェイス型はそれだけ空気の入る体積が大きいため曇りにくいとのことでした。
マスクをつけて潜っていても曇りが気にならず、マスクを外して曇りを吹く必要もない為、何も気にせず長時間のシュノーケリングを楽しめます。
フルフェイス型シュノーケルマスク3つのデメリット

では次に、フルフェイス型シュノーケルマスクのデメリットを紹介します。デメリットは以下の3つ。
- 見た目がダサい
- シュノーケリング中に話しにくい
- 持ち運びが不便

ただ、個人的にはデメリットと比べてもメリットが勝っているため、悩んでいる人は試しに購入してみるのがおすすめです。
デメリット①:見た目がめちゃくちゃダサい
フルフェイス型シュノーケルマスク、見た目のダサさはピカイチです。
通常のシュノーケルマスクの息をする筒が顔の横に配置されているのに対して、フルフェイス 型は頭の真上に設置されています。

ただ、一度海に入ってしまえば見た目は全く気にならないので「どうしても見た目が気になる!」という人は、岩場など人の少ない場所で装着するか、海の中に入ってからつけるようにしましょう。
デメリット②:シュノーケリング中に話しにくい
シュノーケリングをしていると、海面に顔を出して家族や友達と話す場面って結構ありますよね。
通常のマスクだと、口が出ているため問題ありませんが、フルフェイス型シュノーケルマスクは常に顔全体が覆われているため、声がこもってしまい話にくいです。

従来のシュノーケルマスクに慣れている人は、少し億劫に感じると思います。
デメリット③:持ち運びが不便
フルフェイス型シュノーケルマスクは人の顔一つ分の大きさがあるため、従来のマスクと比べてサイズが大きく重さがあります。
さらに、そのほとんどが透明色のゴーグル部分のため、傷つけないよう注意して持ち運ばなくてはならず気を使います。

チョンマゲ部分は大抵の商品が折りたためるようになっているので、車移動が多いわが家では許容範囲と考え旅行にも持って行っています。
ただ、家族5人分などになるとかなり場所を取るので、必要な最小限の数だけ購入するのをお勧めします!
フルフェイス型シュノーケルマスクを選ぶ時のポイント

フルフェイス型シュノーケルマスクは店頭ではほとんど見ないので、ネットでの購入がお勧めです。
購入の際は以下の3点を注意して見るようにしてください。
- 購入サイズ
- 到着日時
- 安すぎる価格のものは買わない
①購入サイズ
子供用,S,M,Lがあります。各製品ページに目安となる顔のサイズ表が書かれているので、家にあるメジャーを使って自分の顔のサイズを測ってください。

サイズが少し小さい分には問題なく使えますが、大きいと水が入ってくるので迷ったら小さい方を購入するようにしてください。
②到着日時
海外から取り寄せる場合も多いフルフェイス型シュノーケルマスク。
「今週の海に持っていくつもりだったのに届かなかった!」なんて声を聞きます。
特に海外から発送の商品は、到着日時をしっかりと確認してから購入してください。
③安すぎる価格のものは辞めておこう
私が購入したものは3000円ほどのフルフェイス型シュノーケルマスクでした。安くもなく高くもないといった価格帯で数年感問題なく利用できています。
まだ日本で販売され始めて間もないため、怪しい商品や評価の少ないものも目立ちます。
以下のような特徴を持つ商品には注意してください!
- 値段が高すぎるもの(2万円以上するなど)
- レビューが無いもの、少ないもの
- レビューが多く評価が高すぎるもの
- 日本語評価が少ない商品
上記の特徴に当てはまる商品は、たとえ安くても手を出さないようにしましょう。
フルフェイス型シュノーケルマスクおすすめ2選

これまでの利用経験から、フルフェイス型シュノーケルマスクのおすすめ商品を2つ厳選しました。

使ったことのない商品をおすすめに含めたくなかったので、厳選した2つだけを紹介していきます。
1万円以上するフルフェイス型シュノーケルマスクも見かけますが、個人的にはまずは手頃な価格で初めて、気に入れば後で買い換えるのがいいと思っています。
今フルフェイス型シュノーケルマスクの購入を検討しているという人がいれば、ひとまず以下の2つのどちらかを購入しておけば安心かなと思いますので参考にしてみてください。
①Zenopligeフルフェイス型シュノーケルマスク
こちらは我が家で愛用中のZenopligeフルフェイス型シュノーケルマスクです。

顔にぴったりとフィットしてくれ、水が全く入らないのでつけたまま長時間シュノーケルを楽しめます。
楽天市場で購入すると少し金額が高いので、できればAmazonでの購入がおすすめです。注文から数日で家に届きます。
②HEARTSTフルフェイス型シュノーケルマスク
HEARTSTフルフェイス型シュノーケルマスクは、国内で購入できるフルフェイス型シュノーケルマスクの中では評価も高くレビューも多いため、先ほどのZenopligeと最後まで購入を迷いました。
私の友人はこちらを購入して満足しているようだったので「家族分をまとめて購入したい!」という人は少しお得なこちらのシュノーケルマスクの購入を検討してみてください。
まとめ
フルフェイス型シュノーケルマスクの評価や、おすすめの商品を紹介しました!シュノーケル好きなら一度は試してみて損はありません。
ぜひ楽しいフルフェイス型シュノーケルライフを送ってください!ここまで読んでいただきありがとうございました。