こんにちは。突然ですが、わたしは下のようなイノシシ・鹿用の大きな罠(オリ)を持っています。
めちゃくちゃ大きいでしょ!
このイノシシや鹿などの四つ足動物を狙うための「大型の罠」
普通に専門店で買うと、なんと10万円 ほどします。高けえええ!!!
これを多い猟師さんだと5台ほど所有しています。
「いやいや、狩猟する前に破産するわ!!」そんなあなたに
「大丈夫!安く手に入れる方法があるんだよ!!」
と言うのが今回のお話。
狩猟を始めるにはめっちゃ金がかかる!
「狩猟を始めたい!」
今の時代そんな人が増えてきていますが(まじかよ)
じゃあ実際に狩猟をはじめられる人はどのくらいいるんでしょうか?
実は、「狩猟免許はとってみたけど狩猟は始められていない…」という人がたくさんいます。
その理由はさまざまですが、その一つにお金の問題があります。
狩猟(罠)を始めるまでにかかる費用
狩猟免許取得→約2万円(講習含む)
狩猟道具の入手→5000円~10万円それ以上(専門店で購入)
狩猟保険料→2~3万円(市・県・国)
安くて簡易なくくり罠を使った場合、狩猟道具代は5000円〜
その他のはこ罠など大型の罠を使った場合は、万単位で金額が跳ね上がります。
狩猟ってもっとシンプルで、原始的にできるものだと思われているのですが
この先進国日本ではそうもいかないようです。
この国ではいつだって資格!!保険!!ラブ!!!
しかしこの中で唯一”やり方次第で料金を下げられるもの”があります。
それは狩猟道具の値段 です。
実際わたしが狩猟を始める際、あの大型の罠を2万円 で手に入れることができました。
専門店で購入すると10万ほどの巨大なものです。
え、、、どうして!?
狩猟初心者が格安で罠を手に入れる方法

格安で罠を手に入れるには、2つの方法があります。
1.いらなくなった罠を譲ってもらう。
ひとつめは、狩猟を辞める猟師さんの罠を譲り受ける方法です。
猟師の世界は年配の方が多く
「もう歳だから狩猟を辞める。」という人がちょこちょこいます。
そんな猟師さんがずっと使ってきた罠を譲ってもらうのです。
譲り受ける罠の種類は
・くくり罠
・はこ罠(大型)
・はこ罠(小型)
などがあります。
もちろん中古品のため、サビたり汚れたりしていますが
丈夫で使い込まれた罠はとにかくカッコイイです!!
無料の場合もありますし、お礼としてお金を渡す場合もあります。
お金を渡す場合→
猟師には猟師の相場というものがあります。
まず猟師さんの言い値を聞いて、出来る限りそれに合わせてお礼を渡しましょう。
その他、現役猟師さんが
「新しい罠に変えたから、古いのはやるよ。」と
その猟師さんの旧式の罠をもらえたりすることがあります。
そんな貴方はめっちゃラッキーふうううううう!!!
2.罠を作ってもらう。

2つめは”罠を作ってもらう。”という方法です。
具体的には、罠を作れる猟師さんに罠作りを委託します。
猟師歴が長くなればなるほど「自分で作った罠を使いたい。」
というのが猟師心というもの。らしい(猟師ゴコロってナンダ)
罠を自作している猟師さんってけっこういて、
くくり罠作りが得意な猟師さんや、はこ罠作りが得意な猟師さんなど多岐に渡ります。
地元の猟師さんたちに話を聞いて、もし罠作りをされる方がいれば
その猟師さんに値段を交渉して作ってもらいましょう!
猟師さん側からしても、ある程度の収入になるので嫌な気持ちはしません。
こちら側も、専門店で買うより格安のため本当にありがたいことこの上なしです。
実際に朝なつは、
はこ罠を地元の猟師さんに2万円で作っていただきました。
それ以外にも、他の猟師さんにくくり罠を作っていただく話もしています。
あとがき
狩猟を始める人のハードルが下がればと思ってこの記事を書いたのに、
人の力に頼りきってやべえヤツやんわたし。。と悲しくなりました。とほほ
お金もない実力もない
だけど「最初はそんなもんや」と力になってくれる猟師さんが周りにいてくれて頭が上がりません。
格安で罠を手に入れるためには、猟師さんたちのネットワークに入ることがかかせませんが
罠を譲ってもらえる以前に、地元の猟師さんたちと顔見知りになると
狩猟のやり方から時には生き方などいろんな事を教えてもらうことができます。
ので、絶対
仲良くなるように!!!
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