【デザイナーの仕事がつらいのは当たり前】つらいと感じたらとるべき4つの行動

デザイナーの仕事がつらい人

デザイナーの仕事がつらいです…この先どうしていけばいいか分からないので、何か参考になるヒントを下さい。

 

こういった疑問に答えます。

 

本記事の内容

  • デザイナーの仕事がつらいのは当たり前
  • デザイナーの仕事がつらいと感じたらとるべき行動
  • デザイナーを続けたいならフリーランスの道も

 

朝なつ
この記事を書いている私はデザイン歴3年のフリーランスです。フリーのデザイナーとして企業にいた頃は23時までオフィスに残って作業・土日も休まず勉強していました。

 

今はフリーランスとして自分のペースで仕事をしていますが、過去にはつらい時期もありました。

これまでの経験から過酷なデザイナーの世界を自分のペースで進む方法も分かってきたので、紹介していきたいと思います。

 

今デザイナーの仕事がつらいと感じている人は、自分を責めなくても大丈夫です。色々な選択肢を見ながら自分に合った方法を模索してみましょう。

 

デザイナーの仕事がつらいのは当たり前

まず前提として、デザイナーの仕事がつらいのは当たり前という話をします。その理由は簡単で、下記の2つです。

  • 理由①:デザインは抽象的で終わりがない
  • 理由②:作業量に比べて単価が安い

 

理由①:デザインは抽象的で終わりがない

デザインの世界では「〇〇ができれば完了」と言ったはっきりとした区切りがありません。

たとえ自分では完了したつもりでも、上司やお客さんから修正依頼があればそれは完了していないことと同じになってしまいます。

 

その終わりが見えないデザイン業務がつらい。と感じているデザイナーさんは多く、デザイナーの仕事がつらいと感じる最大の理由でもあります。

 

理由②:作業量に比べて単価が安い

これは特にチラシやバナー制作に当てはまりますが、デザイン案件はとにかく単価が安いです。

例えばチラシ1枚のデザインを作るのに、修正も含めて3日かかるとします。それでも数万円の世界ですよね。作業量と単価が見合わないのも、デザイナーの仕事がつらいと感じてしまう理由です。

 

デザイン業界はそもそもの単価が低い世界なので、どれだけ頑張って作業をしても収入になかなか直結しません。正直つらいのは当たり前です。

 

デザイナーの仕事がつらいと感じたらとるべき行動

では、デザイナーの仕事がつらいと感じた時、具体的にどうすればいいのか。これには下記の3つの選択肢があります。

  1. デザインのジャンルを変える
  2. 環境を変える
  3. 全く違う職種にチャレンジする

基本的には、これからもデザインを続けたいという人はある程度つらくても続けるべきだと思っています。

ただ、今どうしてもデザイナーの仕事がつらいと感じている人は、原因を考えながら下記の選択肢を模索してみましょう。

 

①デザインのジャンルを変える

まずはデザインのジャンルを変える方法です。

 

デザインにも色々種類がありますよね。紙・ロゴ・バナー・WEB、あとアプリのUI/UXデザインなど。

これらは人によって向き不向きにかなり差が出るので、担当するデザインジャンルを変えてみるというのは一つ有効な手です。

 

おすすめはUI/UXデザイナーです

中でもおすすめなのがスマホアプリやWEBサービスのデザインを行うUI/UXデザイナーです。

 

その理由はUI/UXの世界では「ユーザーの反応が得られるデザイン=良いデザイン」なので、他のデザイン業務に比べて判断基準がはっきりしていて分かりやすいことです。

朝なつ
私自身もUI/UXデザイナーとしてアプリ開発をしていたことがあるのですが、上司やクライアントの好みに左右されることがないので、精神的にはかなり楽でした。

 

先ほど解説した「デザインは抽象的で終わりのない」という部分につらさを感じている人は、まずは今担当しているデザインジャンルの変更を考えてみてください。

学習方法に関しては下記の記事で解説しています。

»フリーランスWEBデザイナーにおすすめの学習サービス5選【無料あり】

 

①環境を変える

デザイナーの仕事が好きなのに、つらいと感じてしまっている人は”環境を変えること”で一気に楽になる場合があります。

要するに”転職する”ということですね。

 

朝なつ
転職というと「逃げている」とか「我慢ができない」などのマイナス意見が聞こえるかもしれませんが、全くそんなことはないので無視して大丈夫ですよ。

 

職場の上司や人間関係、あと労働条件などは自分では変えることができないので、自分に合った環境に移ってしまうのが一番早いです。

 

特に今は売り手市場なので、転職エージェントなどに相談すればどこも親身に相談に乗ってくれますよ。

デザイナーの仕事を続けたいけど、今がつらいと感じている方は環境を変えるという方法も模索してみましょう。

 

③全く違う職種にチャレンジする

デザイナーの仕事がつらいと感じる原因に「そもそもデザインの仕事が好きじゃなかった」ということがあります。

他にも、実際に仕事としてデザインをしたら向いてなかったなんて人は、思い切って全く違う職種にチャレンジしてみるのも一つです。

 

朝なつ
デザイナーの仕事に挑戦した結果「好きじゃなかった・向いてなかった」と分かった時、それを失敗体験ととらえる人もいますが、私は一つの成果だと思っています。

デザイナーが向いていなかった人は、拘らずにデザイン以外の職種を探してみましょう。その方が10年後、充実した未来が待っています。

 

デザイナーの仕事を続けたいならフリーランスの道も

個人的におすすめなのが、フリーランスになる方法です。

「フリーランスになれる人なんて一部だけでしょ」「飛び抜けた実績がないと無理なんじゃ」と思うかもしれませんが、ある程度の経験があればフリーランスとして案件を受けることは十分可能です。

 

私自身はデザイン一本といった感じではありませんが、ライティングとデザインで月30万円ほど稼げるようになりました。参考までに

 

WEBデザインやアプリデザイン案件であれば、下記のクラウドソーシングサイトを利用すればとりあえず月収15万くらいは到達できるかと思います。

  • クラウドワークス:日本最大級のクラウドソーシングサービス、デザイン案件が多くジャンルも選べる
  • ランサーズ:クラウドワークスと同じく案件数が多い。こちらも登録しておきましょう

 

とはいえ月収15万円では苦しいと思うので、次のステップとしてWEB系の専門スキルを身に着けてキャリアアップする方法があります。

先ほども紹介しましたが、フリーランスWEBデザイナーにおすすめの学習サービス5選【無料あり】で独学方法を解説しています。

 

また将来的には、デザイナーとして通勤せずに”リモートワークで働く”という選択肢もありますよ。

»デザイナーがリモートワークで働く方法は3つあります【経験談から解説】

 

今がつらくても、解決策は必ずある

今デザイナーの仕事がつらいという人は、現状を解決するためにもまず行動してみることが大切です。

 

自分を責めたり周りと比較する必要はありませんので、いろんな選択肢を見ながら一歩ずつ前に進んでみましょう。

 

本日は以上です。