ランサーズにて法人アカウントを使い始めて1ヶ月が経ちました。
ここにきて、法人アカウントの利用方法など色々と分かってきたので、実際に使ってみた感想や、法人アカウントのメリットデメリットを紹介したいと思います!
目次
ランサーズの"法人アカウント"って?
ランサーズの法人アカウントは、ランサーズ上で主に案件を依頼するクライアント側に特化したアカウントサービスです。
その名の通り”法人”のみ登録が可能で、申し込みフォームには資本金や年商などの入力欄があるため個人事業主の方の登録は難しいです。
ランサーズ法人アカウントには、通常アカウントとは異なるサポート体制が整っており、企業がよりランサーズ場で案件を依頼しやすくなっています。
法人アカウントの作成費用は?
法人アカウントの作成費用は基本的に0円!
「会社のホームページがない。」などの理由で、企業によっては稀に法人登記簿謄本の提出を求められる場合がありますので、その場合は謄本発行費用がかかります。
作成までにかかる日数もほんの数日のため、大きな負担なく法人アカウントの作成は完了します。
法人アカウントのメリット
では実際に、法人アカウントを利用してみて感じたメリットを紹介していきます。
結論から言うと「法人アカウントに変更して良かった」と思っていますが、デメリットもあったため、最後まで読んで法人アカウントを作成するか判断してくださいね。
最大のメリットは”後払い”ができること
ランサーズで法人アカウントを作成する最大のメリットは、何と言っても”後払い”による一括請求にできるようになることです。
例えば、複数のライターさんに依頼をした場合、通常アカウントだと
- ライターAさんに10,000円の依頼
- ライターBさんに5,000円の依頼
- デザイナーCさんに55,000円の依頼
以上のように3つの依頼をした場合、会社には別々で請求がきます。しかし、法人アカウントだと
- ランサーズ○月分70,000円
特に小さな会社だと、経営者さんが経費の整理をすることもあるかと思うので、沢山の請求を一つずつ仕分けしていく手間がなくなるのはありがたいですね。
個人的に感じているメリットはこれだけ↑
「え?終わり?」
と思われた方すいません、、(笑)法人アカウントを実際に利用してみて感じたメリットは、この”後払い”機能くらいでした。
ランサーズの法人アカウントでは他にも「複数アカウントを一括管理できる」などの便利機能があるのですが、うちのように部署が別れるほど大きくない会社では、後払い機能以外に使えそうな機能はなかったです。
しかし最大のメリットである”後払い”機能がとにかく便利なので、この機能1つのために法人アカウントを作ってもいい!とも思えるほど。
もし他に使える機能があれば追記するのでコメントください!
2019年9月以降、ランサーズの後払いシステムの利用手数料が5%になりました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください!
法人アカウントのデメリット
じゃあ法人アカウントのデメリットはあるの?という疑問ですがデメリットありました。
これは実際に使ってみないと分からなかったデメリットなので、これから法人アカウントを作成しようと考えている人はよく読んで、本当に作るか検討してみてください。
”ランサー向け管理画面”が使えないこと
後払いが可能になりとても便利な法人アカウントですが、最大のデメリットは”ランサー向け管理画面”が使えないことです。
これはつまり、法人アカウントで案件を受注するのは難しいということを意味しています。
例えば法人として「ランサーに依頼するだけでなく、案件も受注していきたい!」という方って意外と多いはず。
そんな時通常アカウントであれば、管理画面にランサーとクライアントの切り替えボタンがあり、受注するときは「ランサー管理画面」発注するときは「クライアント管理画面」と使い分けができました。
しかし法人アカウントでは「ランサー管理画面」が使えないようになっています。

こんな風に切り替えボタンが無いため、ランサー管理画面に行くことができません。
ランサー管理画面が使えないだけで、一応案件への提案や受注はできるんですが、進捗がどこからも管理できないのでめちゃくちゃ不便です。もはや受注できないのと等しい。
これは法人アカウントが「案件の依頼に特化したアカウント」であるためですが、それにしたって同じ法人アカウントで案件の受注管理ができないなんて不便すぎる…!

そうは言っても、法人アカウント結構使えるよ。
法人アカウントに関して、当初その機能に期待しすぎていたためか「法人アカウントこんなもんか…」と少し残念な気持ちにはなりましたが、
法人アカウント、結局かなり使えます。
それくらい法人にとって”後払い”で一括請求にできることはメリットだと思っています。個人的にも経理作業がとても楽になりました。
法人アカウントを作ろうか悩んでいる人で「クライアントとしての依頼しかしないよ!」という人はすぐに作るべきですし「依頼も受注もする」という人は依頼用に新規アカウントを作成した方が良いです。
法人アカウントの詳しい作成方法についてはこちらを参考にしてください。以上、現場からでした!