今年も猟期があっという間にすぎて、つぎの猟期スタートはまだまだ先の11月頃。それに向けて狩猟免許を取られる方も多いと思うのですが、
今回は”試験の対策”についてお話したいと思います
目次
合格率90%越え!狩猟免許試験って簡単なの?
まずみなさんが気になるのが試験の難易度ではないでしょうか?ちまたでは合格率90%を超えるといわれている実に「チョロそうな試験」ですが、実際はどうなのでしょう。
※以下:事前講習会を受ける予定または受けたことがあり、狩猟読本と問題集で学習が行える方を前提としています。
きちんと前準備していないと必ず落ちる
↑実際に現役大学生で試験を受けたわたしの感想がこれです。合格率が高いからといって油断は禁物。といったところでしょうか。
しかし前準備といっても、試験1週間前から毎日30分ほど狩猟読本や問題集に目を通したくらいです。
逆に言えば、この程度の勉強さえしていれば落ちることはないレベルといえます。わたしは”わな猟のみ”の受験でしたので、銃猟のみや併願の方はもう少し学習時間が必要かもしれません。
みなさん当日は、どの免許の方も試験時間を大きく残して回答を終えていました。
直前対策のポイント
仕事や家庭でみなさん忙しいと思うので、最も簡単に試験をパスする方法を教えます。
1.勉強開始は最低でも試験1週間前から
試験範囲のボリュームからいって、最低でも1週間前から学習をスタートするようにしてください。
試験3日前からあわてて教科書を熟読しても、範囲が広いため覚えきることは難しいです。
「わーぁぁぁだめだ。間に合わない!」ってなるので注意。
内容はすごく簡単なので、1週間前からですと比較的余裕をもって学習を終えることができます。「忙しいからあとで一気にやればいいや。」というのはやめておきましょう。
2.”繰り返し学習法”でとりこぼしナシ
内容はとても簡単なのに、とにかく範囲が広い試験にぴったりなのが”繰り返し学習法”です。
1日に長時間勉強し記憶を詰め込むと、その記憶は「短期記憶」として頭にのこります。その場合いざ試験本番になるとど忘れてしまった。ということがあり危険です。
それよりも毎日軽くでも同じ内容を繰り返す方が「長期記憶」として頭にのこるため確実です。
1日目 30ページまで問題を解く(30分)
2日目 30ページまで問題を解く(15分)+30〜45ページまで問題を解く(15分)
3日目 ・・・
という風に繰り返し学習を意識して勉強を進めみてください。試験当日には「あっこの問題みたことある!」とスムーズに回答が進められるようになっています。
そんなことやってるヒマない!!という方は問題集を最低でも2周してから試験にのぞみましょう!
1周だけだとかなり危ういです。
落ちたら恥ずかしい〜〜ので、スキマ時間を有効活用して最低でも問題集を2周すれば合格ラインにのります。
3.問題集重視、教科書なんてポイっ
とにかく問題集をメインに学習をすすめてください。
事前学習会のときに試験官の人が「試験は問題集からだけでなく教科書からもでますので〜」
とめちゃめちゃマーカーを引かせてビビらせてきます。
しかし安心してください。問題集さえ確実にしていればまず試験は通ります。
逆に教科書を読むことにばかり時間を割いてしまい、問題集に十分に目を通せていない状態が一番危険といえます。問題集の問題をとにかく解いていき、分からなければそのつど教科書で調べる。というスタイルを貫いてください。
以上のことを参考に試験にのぞんでいただければ、拍子抜けするほどあっけなく合格できますよ。これであなたも猟師になれます!
まとめ
学生のわたしは試験ばっかりの日々なのでなんてことないのですが、狩猟免許試験を受ける多くの方は40代50代で、「試験なんて何年ぶりだろうか」と会場の雰囲気にとても緊張されていました。
トゲトゲの鉛筆4本机に並べたり。消しゴムはもちろん新品角つき。そんなおじさまたちの姿にときめきます。
以上です。最後まで読んでいただきありがとうございました。