今回はこういった悩みをもつ方へ向けて、未経験からエンジニアに転職した私が「リアルに使った転職エージェント5社」を紹介します。
本記事の内容
・【結論】最高のエージェントは存在しない→良い担当者を探すべき
・未経験からエンジニアを目指すならまず利用すべき転職エージェント5社
・転職成功への最短ルートはプロのサポートです
- 未経験からエンジニアになりたい人
- 自分で転職活動をしているがなかなか上手く行かない人
- 転職エージェントの利用が初めての人
現在はWebエンジニアとしてJavaScriptなどを使ったフロントエンドの仕事をしています。
この記事を読めば、未経験から転職エージェントを利用してエンジニアになる方法を知ることができます。
実体験から知ったこと感じたことを元に、本音&全力で書きますのでぜひ参考にしていただければ幸いです!
※注意
この記事は、過去に少しでもプログラミングに触れたことがある人向けです。独学でもOKです。私はhtml,cssを少し触れる程度でした。
プログラミングが完全に未経験の方は転職活動の前に、まずはプログラミングに触れることから始めてみましょう。
目次
【結論】最高のエージェントは存在しない→良いな担当者を探すべき
まず結論から言うと、あなたの希望をなんでも叶えてくれる最高の転職エージェントは存在しません。
未経験からエンジニアに転職しようとした時、まず自分に合った最高の転職エージェントを1社探そうとする人がいますが、それはおすすめしません。
なぜなら、どれだけ良い転職エージェントを利用したとしても、必ず良い担当者にあたるとは限らないからです。

未経験からエンジニア転職を成功させるためには、この良い担当者の存在が必要不可欠ですが、残念なことに全ての転職エージェントで良い担当者に出会えるとは限りません。
なので自分に合った最良の担当者に出会うためには、1社ではなく複数のエージェントを利用して、自分に合った担当者がいるエージェントを絞り込むべきです。
自分に合った担当者を探す方法
私がおすすめするのは「大手3社+専門2社」のエージェントを利用してみて、最も信頼できる担当者を1人に絞り込む方法です。
具体的には以下の手流れで転職活動を進めていきます。
- 大手3社を利用
- IT専門エージェントを2社利用
- 最も信頼できる担当者がいるエージェントで転職活動を継続する
ここで大切なのは、登録してみたものの担当者との相性が悪かったり希望の案件が無かった時は、サービスの利用を停止してもOKと言うことです。
一度登録したからといって、決してそこで転職活動を続けないといけない。なんてことはありません。

①大手3社を利用
まずは大手の転職エージェント3社を利用していきます。(おすすめのエージェントは次の章で紹介しています)
この時点で転職エージェントで受けられるサービスの内容や、どんな担当者さんがいるのかを知ることができ、転職活動が本格的にスタートします。
もし「この人は信頼できる!」と思う担当者さんに出会えた場合は、そのままそのエージェントを利用して転職活動を進めていきましょう。
- 転職エージェントのサービス内容を知れる
- 転職エージェントの担当者の質が比較できるようになる
- 良き担当者に出会えた場合、そのまま転職活動が継続できる
②IT専門エージェント2社に登録
さらに未経験からエンジニア転職の成功率を上げるために、IT職に特化した専門エージェントも同時に利用していきます。

IT業界に特化しているため、大手転職エージェントも取り扱わないような希少な求人を持っていることもあり最低でも1社は利用してみてください。
- 総合エージェントと専門エージェントの違いが分かる
- より業界に特化したアドバイスが受けられる
- IT専門だからこその希少求人に出会える
③最も信頼できる担当者がいるエージェントで転職活動を継続する
ここまで来たら、最終的にこれまで利用した転職エージェントの中から「自分が最も信頼できる。」と感じた担当者さんがいるエージェントを選びましょう。

ここで気をつけたいのは、複数社を掛け持ちして転職活動を進めることは辞めておくべきということ。
なぜなら、担当者の方も人間なので「他のエージェントともやりとりしている人」よりも「自分を信頼して二人三脚で転職活動を進めてくれる人」の方が熱意を持って接してくれるからです。
自分の要望だけでなく、担当者さんの気持ちも汲み取りながら転職活動を進めていきましょう。
未経験からエンジニアを目指すならまず利用すべき転職エージェント5社
ここからは、私が未経験からエンジニア転職を叶える際、実際に利用した転職エージェントを5つ紹介していきます。

各エージェントの良い面だけでなく、不満に感じた点やデメリットなども全て書いていきます。
①大手転職エージェント:マイナビエージェント
私が数ある転職エージェントを利用した中で、最も担当者さんとの相性が良く、現在の会社への転職活動をサポートしてくれたのがマイナビエージェントです。

転職活動期間は全部で3ヶ月ほど、そのうち2ヶ月間マイナビエージェントの担当者さんとやりとりし、最終面接に合格しました。
マイナビエージェント最大の魅力は、転職をサポートする担当者さんたちの熱意です。
私の場合は担当についてくれた方が「元エンジニア、海外勤務経験あり」という、エンジニアとしての経験がかなり豊富な方でした。
そのため、上部だけの笑顔のサポートという感じでは全くなく、質問や不安な気持ちに対して実体験からアドバイスをくれる場面が多々ありました。
時折厳しい意見を言われる場面もありましたが、今となってははっきりとプロの意見を聞けたことが転職の成功につながっていると思っています。
マイナビエージェントのデメリット
一点物足りない部分を挙げるとすると、マイナビエージェントは総合型の転職エージェントのため、エンジニア職に特化しておらず担当してくれるスタッフさんのキャリアにばらつきがあります。

実際にマイナビエージェントで働くスタッフさん全体をみると、エンジニア経験があるスタッフさんの数は圧倒的に少ないです。そこがマイナビエージェントの弱みでもあります。
どうせ転職活動するならエンジニア経験のある方に担当してもらいたい!という方は、同じマイナビ系列のサービスでマイナビエージェントITというサービスがあるので、そちらを利用してみましょう。
こちらはIT特化型のエージェントのため、より専門知識のあるスタッフが転職活動をサポートしてくれますよ。
②大手転職エージェント:doda
CMでもお馴染みのdoda。こちらも転職エージェント最大手で満足度が高いという評判を聞いて利用しました。
結論から言うと、担当者の方の対応やサービス内容は全く問題なしで評判通りでした。
1時間の面談が終わって面談ルームを出た後も、「まだ次の面談まで時間があるので、先ほどのお話の続きを。」と、ロビーで熱心に相談に乗ってくれました。
ロビーには他にも転職希望者が担当の方と話し込んでいる姿があり、世間一般に評判が高い理由が分かりました。
ただ、今回私の担当についてくれた方は業界未経験者で、その知識に若干の不安があり信頼して転職活動を進められなかったため、最終的にはサービスの利用を継続しませんでした。
※業界未経験者でも、プロの目線から最適な案をアドバイスしてくれる担当者さんはいますので、一概に業界未経験の担当者さんはダメとは言えません。
初めて利用した転職エージェントがdodaだったため、このまま利用を継続しようかとも考えましたが「念のため他のエージェントも利用してみよう」という軽い気持ちで他のエージェントも利用してみました。

やはり大切なのは転職エージェントをひとつに絞らないことです。自分にとって最適な信頼できる担当者さんに出会うまで、粘り強く複数の転職エージェントを利用してみてください。
③大手転職エージェント:リクルートエージェント
リクルートエージェントでは、会社に訪問する直接面談ではなく電話面談での対応をお願いしました。
女性の担当者さんでしたが、電話面談の対応も良く、面談終了後は定期的におすすめの求人情報をメールで連絡してくれました。
ただ、やはり最初が電話面談だったためか担当者さんと上手く関係性が築けず、不安があった際などにコミュニケーションが上手く取れなかったためサービスの利用継続にはしませんでした。

会社の規模が大きいため、担当してくれるスタッフさんによって対応にばらつきがある。というデメリットもありますが、相性の良い担当者さんに出会う可能性があるのでとりあえず利用するのがおすすめ。
転職エージェントを利用した転職活動では、担当者さんとの信頼関係が大切です。
大変だとは思いますが、私のように電話面談はせずに時間をかけてでも直接面談に行くようにしましょう。
④IT専門エージェント:ワークポート
IT専門エージェントでまず登録しておくべきエージェントがワークポートです。
ワークポートは最近でこそ幅広い職種に対応した総合エージェントになりつつありますが、元々はIT案件に特化したエージェントとして業界を生き残ってきた会社です。
元エンジニアのスタッフの方も多く、専門的なアドバイスが受けられるため大手エージェントと並行して利用するのがお勧めですよ。

ワークポートのデメリット
ただ、ワークポートは悪い評判も多よく目にします。
その理由としては、私自身も実際に感じたことですが大きく以下の2点があります。
- 大手エージェントに比べると会社の規模が小さいため1人のスタッフの仕事量が多く、対応に不満を感じる時がある。
- 大手エージェントに比べて案件数が物足りないと感じる。
人によっては上記の理由でサービスの利用を停止する場合があるようです。
しかし、私はそれ以上にワークポートの担当者さんの熱心なサポートに惹かれたため、サービスの利用を続けました。
IT専門エージェントだからこそのベンチャー企業案件も豊富にあり(設立5年以内・面白そうな社長がいる中小企業のエンジニア案件など)
担当者さんの経験もふまえた最適な転職アドバイスをくれるので、とても心強かったです。
⑤IT専門エージェント:レバテックキャリア
最後に紹介するのが、IT専門に特化したレバテックキャリアです。
こちらのエージェントはエンジニア転職界隈での評判が高いため、エンジニア転職を目指す人は登録必須のエージェントです。
ただ、私が実際に利用してみた感想としては「関西の案件に弱い」「連絡の返信が遅い」ため、残念ながらサービスの利用は継続しませんでした。
そのため、以下のような人にはレバテックキャリアの利用をお勧めします。
- 現在関東周辺に住んでいる方
- そこまで転職を急いでいない方
- 少しでもプログラミング経験のある方
特に、③の「少しでもプログラミング経験のある方」がポイントです。
レバテックキャリアはIT職を専門に年収の高い求人が多いため、完全に未経験の方は求人自体を紹介してもらうのが難しいかもしれません。
上記の条件に当てはまる方は、ぜひレバテックキャリアを利用してみてください。
転職成功への最短ルートはプロのサポートです
ここまで私がリアルに利用した転職エージェントを5つ紹介しました。
これらの経験から伝えたいのは、転職活動は転職のプロのサポートをもらいながら進めるのが一番。ということです。
正直、エージェントに登録すること自体にハードルの高さ感じている人は多いと思いますし、私自身も最初はなかなか決心がつかず、エージェントを利用しだすまでに時間がかかりました。
ただ、今となっては未経験から良い企業にエンジニア転職できたのは、転職エージェントを利用して良き担当者さんに出会ったからだと確信しています。
これから未経験でエンジニア転職を考えている方、今すでに自分自身で求人を探し出している方も、まずは1社。転職エージェントを利用するとことから初めてみてください。

どんな形であれ、今の自分がやるべきことが明確になりますよ。
自分の経験・スキルを最大限に引き出して、転職活動を成功させましょう。応援しています。