田舎のアパートの家賃って、都会と比べてどのくらい安いと思いますか?
正解は…
そこまで安くない!
田舎のアパートは正直みなさんが思っているより安くはないです。しかし、都会よりはもちろん安い。では実際はどのくらい安いのか?間取りの主流はなにか?
あまり知られていない田舎のアパート事情について、現在移住2年目、アパート暮らしの私が解説したいと思います。
田舎のアパート 家賃っていくら?
今私の住んでいる地域は人口4万人ほど。これは田舎の中では少し多い部類に入るかもしれません。そんな田舎でのアパート家賃の相場は
4〜7万円!
これは間取りにかかわらず、地域にあるほとんどのアパートがこの家賃で借りられます。
2LDKだろうが3LDKだろうが。ファミリーや夫婦で住めることを考えると、なかなかリーズナブルな価格ですよね。
田舎は土地の安さやアパートを利用する人の少なさから、家賃が元々安く設定されています。そのため、まず10万を超えるアパートはありません。さらに言うと、車がある方で電車通勤をしない方なら立地的にさらにお得な物件が山ほどあります。
私が見た一番安い集合住宅は間取り2LDKで家賃2万9000円でした。もちろん訳あり物件ではありません。
ただ、一つ田舎のアパートに欠点があるとすると「単身者用の1K・1R」の賃料は割高になる。と言うことです。これを後述します
田舎のアパートおすすめの間取りは?
まず初めに、田舎のアパートの間取りでもっともおすすめなのは2LDKです。そして次に、2DKや3LDKが続きます。
「どうして1K・1Rじゃないの?」と思われる方に朗報なのですが、実は田舎のアパート事情では、1Kや1Rなどの小さな部屋と、2LDKなどファミリーむけの部屋の賃料に大きな差はありません。
私の地域の場合、
1K単身者用のアパート→4万5000円
2LDK以上のファミリー向けアパート→5万5000円
賃料の差はこの程度。よほど「狭い部屋が好き!」という方じゃなければ、2LDKの物件が断然おすすめです!
なぜ賃料の差が生まれないの?
ではなぜここまで賃料の差が生まれないのか?それは田舎のニーズと土地の安さが関係しています。
田舎はそもそも単身者としてアパートを借りる人が少なく、ファミリー層からのニーズが高い傾向にあります。さらに、土地が安いため1Kの間取りと2LDKの間取りのアパート、それぞれを建てるために必要な土地の金額はあまり変わりません。
だったら2LDKのアパートを建てた方がニーズもあって家賃も長期的に獲得できる!という考えから、安くて広い間取りの物件が数多く建てられるのです。
都会暮らしに慣れている人は、最初は広い部屋を持て余してしまうかもしれませんが、友人を呼んだり家族が泊まりに来た時など、部屋に余裕があるのと何かと重宝するものです。
仕事部屋と寝室を分けたいという人にも2LDKをおすすめします。
値引き交渉可能な不動産でアパートを探そう!
田舎の家賃は平均して安いと言うことがわかりましたが、そこからさらに交渉によって値引きしてもらえることがあります。
「元が安いからこれ以上は下がらないのでは?」と思い込まずに、積極的に「もう少しお安くなりませんか?」と担当者の方に相談して見ましょう。
田舎の不動産業者にとって、アパートの新規契約は珍しく「このお客さんを逃したくない!」と言う気持ちが強いです。そのため毎月の賃料や敷金礼金など、額面より安くなる可能性が都会よりも高いのです。
値引交渉のポイント↓
- お目当の物件が決まったら、不動産担当の方に事前に「他の物件と悩んでいる」旨を伝えておきます。
- 物件見学など契約が確定しそうな重要な場面で「別のアパートと似たような料金なんです。家賃がもう少し安ければこっちに決めるのに」と呟きます
- 担当者の方に「もう少し安くなりませんか?」と伝えます。
そうすると大抵の場合、家賃敷金礼金の何かしらが安くなるか、料金が変わらなかったとしてもプラスで特典をつけてもらえる話に進みます。
私のように、移住にあたって生活費をできるだけ削りたい!という方はぜひ試してみてください。お金に余裕のある人はやらないでくださいね。笑
始めよう田舎でアパート暮らし!
田舎でアパートを借りる際の家賃相場やおすすめの間取りについて解説しました。田舎にも快適でおしゃれなアパートがたくさんあります。ぜひあなたに合った素敵なアパートを見つけてください!
田舎暮らしにおすすめ!の書籍
- アイム・ミニマリスト
アパートでも古民家でもない。”自分で家を立てる”というミニマムな暮らし方を紹介しているミニマリストに人気のライフスタイルブック。
- クリスチャニア 自由の国に生きるデンマークの奇跡
本当に幸せな暮らしとは何か?デンマークの生活から、幸せに生きるためのヒントを学べる一冊。