猟師を目指すなら必読!狩猟を始める前に読んでおきたいオススメ本・マンガ5選

狩猟を始めよう!と思った時、「山にはどんな動物が暮らしているのか?」「とった動物はどうやって解体するのか?」など、事前に動物や解体、里山のことについて知識を蓄えておく必要があります。

今回は、狩猟を始める前に読んでいた狩猟本の中から、「分かりやすくて」「おもしろい」本を厳選し紹介したいと思います!狩猟を始める人だけでなく、狩猟や日本の里山に興味のある人にぜひ読んでもらいたいです。

 

山賊ダイアリー

これから狩猟を始めようと思っている人は、まずこのマンガから読んでみてください。

数ある狩猟マンガの中でも、最も読みやすく面白い”新米猟師のバイブル”と言われているマンガです。

新米猟師の主人公が猟に挑戦する日々が描かれており、読んでいて飽きのこないほのぼの日常漫画です。

実はこの山賊ダイアリーの作者であるマンガ家、岡本健太郎さんは元猟師さんで「山賊ダイアリー」は作者自身の経験に基づいて書かれたリアル猟師の日常なんです。

だからこそ、実際の猟にも役に立つ情報を知ることができ、猟を始めてからも読み返して参考になる内容です。私も普段マンガは読みませんが、山賊ダイアリーは何度も読み返しました(現在は友達に借りパクされて3巻までしかありません。)

どの狩猟本から読み始めていいか分からない。という人は迷わず山賊ダイアリーを選んでください。一冊の値段がそこそこするので、新品ならアマゾン・中古ならメルカリでの購入がオススメです。

 

わたし、解体はじめました

「狩猟は男するもんじゃー!」という世論を一掃した、狩猟女子のパイオニア”畠山千春”さん著者の「わたし、解体はじめました」

畠山さんが狩猟女子と呼ばれるようになるまでのストーリーや、動物の解体方法、ジビエ料理の作り方などをイラストとともに解説してくれています。

狩猟を始めようと色々と調べていた時にこの本に出会い「日本にも色々な女の人がいるなあ」と関心したのを覚えています。なんでも最初にやってみる人って勇敢だと思う。

この本の中には、狩猟体験ができるツアーや団体の紹介ページがあって「狩猟に興味があるけどなかなか一歩踏み出せない…」という人はぜひチェックしてみてください。何かのきっかけや動き出すヒントに繋がりますよ。

 

クマと森と人

この本は、ある一人の先生と中学生の子供たちが始めた「ツキノワグマを守る活動」が、周りの人たちを巻き込みながら広まっていく実話を描いた物語です。

私が狩猟を始めたのを聞きつけた知り合いの農家さんが、先日プレゼントしてくれました。実はこの本、店頭では販売していません。一般財団法人「日本熊森協会」が発行しているツキノワグマを守るための慈善本なんです。

私がなぜこの本を進めるのかというと、狩猟をする私たち猟師にとって、里山の環境やそこに暮らす動物たちの命は”切っても切れない関係”だからです。

  • どうしてイノシシが山から畑に降りてくるのか?
  • なぜ鹿がこんなに罠にかかるのか?

もう少し突っ込んだ話をすると

  • なぜ農作物の獣害被害が年々増えているのか?

狩猟と密接に関わる里山と動物たちの現状を知る事で、より深く狩猟の世界を理解することができると思っています。ただ狩って食べるだけじゃなく、もっと広い視野で狩猟を学びたいという人は「日本熊森協会」さんから一冊100円でお取り寄せができます。ぜひ読んでみてください!

クマともりとひと購入サイトへ

 

1僕は猟師になった・2けもの道の歩き方

こちらも狩猟をやってみたい猟師を目指したい!という人たちに人気の2冊。千松信也さんという同じ作者の方が書かれていますが、2冊とも内容は全く異なります。

1冊目の「僕は猟師になった」では33歳ワナ猟師の作者の日常が等身大で描かれています。職業として猟師を選んだ作者の葛藤や決断に勇気をもらえる一冊で、こちらは狩猟ブームの先駆けとなった有名な作品。

 

2冊目の「獣道の歩き方」は、「僕は猟師になった」から待ちに待たれて7年ごしに出版された狩猟本。作者の千松さんには家族ができ、猟師としての活動を続けた結果前作とは違う価値観が書かれた作品となっています。

どちらも内容がおもしろく、狩猟本と調べるとまず出てくるので読んでおいて損はありません!

 

 

 

これから読んでみたい狩猟本!

ここからは、まだ読んでないけどこれから絶対読んでみたい2冊をご紹介します!

罠ガール

とある田舎にくらす18歳のJK猟師のワナ猟ライフを描いた狩猟マンガ。「JKって…設定が微妙だな。」と最初は思っていましたが、口コミを見ると結構評価も高く、絵も可愛いので楽しく読み進められそうな一冊です。

猟といえば銃を使った”銃猟”ばかり注目されていますが、実は兼業猟師を含めると、猟をしている大半の人がワナ猟師さん。狩猟本の中でも、ワナ猟に焦点を当てたものはまだまだ少ないので、「ワナ猟に挑戦したい!」という人にはぴったりのマンガです。

 

世界屠畜紀行

この本のメインテーマは狩猟ではなく屠畜(トチク)。屠畜とは、食肉用に育てた動物を殺す行為のことを指します。

狩猟は野生動物の命をいただきますが、食べるために育てた家畜の命をいただくことも、私たちの生活には欠かせないこと。そんな屠畜がテーマの一冊。紹介文がかなり目を引き、ずっと気になっています。


紹介文

「食べるために動物を殺すことを可哀相と思ったり、屠畜に従事する人を残酷と感じるのは、日本だけなの?」 アメリカ、インド、エジプト、チェコ、モンゴル、バリ、韓国、東京、沖縄。世界の屠畜現場を徹底取材!!


アフリカで一人旅をしていた頃、現地のマサイ族の子たちと過ごした時に私も同じことを思っていました。

狩猟する人を「残酷だ」「動物が可哀想」という人は日本にたくさんいて、それは決して間違いじゃないけれど、一歩日本を出るとその意見は非常識だったりする。根本的な問題は、思考の違いじゃなく、文化の違いなんです。

日本人のタブーに踏み込んだ「世界屠畜紀行」。個人的にすごく読んでみたい。

 

まとめ

狩猟を始めようと思っている人にまず読んでもらいたい狩猟本・狩猟マンガを紹介しました!狩猟の知識がつくだけでなく、実際に猟をスタートした時のイメージが湧くので、事前に読んでみてください。